スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告

「ドル安の8月」にも無理があるのか

㈱T&Cフィナンシャルリサーチ 代表取締役 吉田 恒

 8月は、過去の実績からすると、「一年で最もドル安になりやすい」月。そんな8月にドル安・円高が一段と広がるかといえば、ちょっと無理な面もあるのではないか。

◆8月のドルは5勝10敗
8月のドルの対円騰落状況を調べると、5勝10敗で、一年12カ月の中で最もドル安が多くなっている。その意味では、8月とは「一年で最もドル安になりやすい月」だ。
 ところで、7月のドル騰落状況は11勝4敗といった具合に8月とは正反対。こちらは、「一年で最もドル高になりやすい月」というわけだ。
 ところが、そんな「一年で最もドル高になりやすい7月」に、今年はドル安・円高がじわじわと続いた。それが「一年で最もドル安になりやすい8月」に引き継がれると、ドル安・円高は、昨年11月末に記録した84.7円という記録を更新し、一気に80円を目指すことになってしまうのだろうか。

20100802.gif

◆行き過ぎの限界が試される
 ただ、私は円買いがかなり「行き過ぎ」になっているということ(注1)、そしてそんな円買い・ドル売りを後押ししてきた米金利低下も「行き過ぎ」圏に入っていること(注2)などから、目先的な円高・ドル安には限界があるのではないかと思っている。
 また、85円を割れるドル安は、購買力平価からのかい離率などで見ても、かなり記録的なドル安・円高といえそうだから、そのまま日本政府が放置するか疑問ではないか。
 7月から8月にかけてのドル円は、比較的逆方向に動きやすい傾向がある。「一年で最もドル高になりやすい7月」から「最もドル安の8月」に移行するから当然と言えば当然だが。
それにくわえて、夏相場に一方向への動きには限界があるのではないかと私は考えている。そういった意味でも、このまま円高・ドル安が本格化に向かうにはちょっと無理があるように思うのだが、果たしてどうか?


注1.円のポジション
https://www.money-and-money.com/osa/overshootalert.asp?mht1=osa&mht2=R&mht3=1&CODE=JPN&KCD=&chr=long#
注2.米長期金利の90日移動平均線からのかい離率
https://www.money-and-money.com/osa/overshootalert.asp?mht1=osa&mht2=L&mht3=3&CODE=USGG10&KCD=&chr=long#osatab

2010.08.02 | FXレポート

«  | ホーム |  »

FC2Ad


MATRIX TRADER 新規口座開設


吉田 恒(よしだひさし)

プロフィール

吉田 恒(よしだひさし)

吉田 恒(よしだひさし)
1962年、青森県生まれ。1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社、2004年1月より同社の代表取締役社長就任。また、投資情報コングロマリット、 T&Cグループの持ち株会社であるT&Cホールディングス取締役にも2004年2月より就任。財務省、日銀のほかワシントン、ニューヨークなど内外にわたり幅広く取材活動を展開。グローバル投資情報「G20マーケットインサイト」の編集責任者。また一般投資家向け為替リアルタイム市況「fx wave」の運営責任者、さらに一般投資家向けの為替および株式講演会を精力的に全国展開している。2000年からの米株バブル崩壊暴落、2002年の円急落、昨年2007年8月の円急騰など大相場予測の精度に定評がある。「わかりやすい、役に立つ、当たる」として顧客満足度の高さではFX界随一との呼び声が高い。

最新トラックバック

注意事項

このレポートは情報提供を目的とし、投資の断定的判断を促すものではありません。お取引における最終的な判断は、お客様自身で行うようにしてください。この情報により生じる一切の損害について、当社は責任を負いません。本レポート中の意見等が今後修正・変更されても、当社はこれを通知する義務を負いません。著作権はJFX株式会社に帰属し、無断転載を禁じます。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR


■リスクについて
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、レバレッジ効果(実際の取引額と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替市場の変動等により注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等には、元本(預託金)を上回る損失発生の可能性があり、元本や利益を保証するものではありません。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。さらに、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)についても通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、プラスの場合もあれば、マイナスの場合もあります。取引におけるお客様のコストは、手数料とスプレッドとなりますが、手数料は無料となっております。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、0~となっておりますが、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。取引において最低限必要である資金(MATRIX TRADERの法人のお客様以外)は、一部マイナー通貨を除き、〈想定元本(為替レート×取引数量)×2%〉で算出されます。MATRIX TRADERの法人のお客様の取引において最低限必要である資金は、500円~となっております。レバレッジは、〈想定元本÷取引において最低限必要である資金〉により算出され、それぞれの値が変動することにより、レバレッジも変動しますが、最大で50倍となります(MATRIX TRADERの法人のお客様以外)。当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、当社では、複数の商品を取り扱っており、取引要綱や各項目の名称等が異なります。さらに、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なりますので、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断によりお取引ください。
関東財務局長(金商)第238号 / (社)金融先物取引業協会 会員番号1503 金融商品取引業者 JFX株式会社

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。